LDL・HDL・中性脂肪:脂質検査を総コレステロールだけで読まない

脂質の各項目が示す違い、計算値の表記、個人の目標と基準範囲の違いを整理します。

Medicod · 公開日

掲載資料をもとにAIの支援を使って作成した一般向けの情報です。個別の診察や医師による評価を代替するものではありません。

総コレステロールは全体の一部の情報です

脂質検査には、総コレステロール、LDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪などが含まれます。総コレステロールの数字だけでは、各成分の組み合わせまでは分かりません。同じ総量でも、ほかの項目や体の状況は人によって異なります。

結果表を見るときは、まず各項目を別々に確認します。一つの数字に印がないからといって、残りの項目を読まなくてよいわけではありません。検査した目的と、医師から説明された確認項目も思い出してみましょう。

LDL、HDL、中性脂肪は何が違うのか

LDLとHDLは、血液中でコレステロールを運ぶリポたんぱくの種類です。LDLが多い状態は、動脈にプラークが蓄積することに関係します。HDLは、コレステロールを肝臓へ運ぶ働きに関わります。「悪玉」「善玉」という呼び方だけで、個人の状態を判断しないことが大切です。

中性脂肪はトリグリセリドとも呼ばれる、別の種類の脂質です。LDLとHDLと中性脂肪を単純に足して、総コレステロールに一致するか確認することはできません。non-HDLが記載されている場合も、別の項目として名前を残します。

LDLには計算値が使われる場合があります

LDLは直接測定される場合と、ほかの脂質の結果から計算される場合があります。結果表に「計算」などの注記があれば、比較表にも残してください。以前と方法が変わっていないかを確認する手がかりになります。

結果が空欄でも、インターネットで見つけた式に数字を入れて埋めないようにしましょう。計算式には使用できる条件があります。なぜ記載がないのか、追加の確認が必要かは、検査を依頼した医師に聞くことができます。

基準範囲と、あなたの目標は同じとは限りません

脂質の評価には、年齢、心臓や血管の病気の既往、血圧、糖尿病、喫煙、家族歴などの情報が関わります。治療中の人では、結果表に印がないことと、医師と決めた目標に達していることが一致するとは限りません。

「この値は基準内ですか」に加えて、「私の場合は何を目標にしていますか」「その目標はどの情報をもとに決めますか」と聞くと、結果を自分の経過につなげて理解しやすくなります。薬の開始や中止を、検査表の色だけで決めないでください。

次回の比較に備える

採血日、検査機関、各項目の数値と単位、食事に関する条件、使用中の薬をまとめます。絶食が必要かどうかは、検査前の指示を確認します。自己判断で準備を変えて、数値だけを良く見せようとする必要はありません。

別の単位の結果や自宅での測定値は、その違いが分かるように保管します。診察では、比較できる項目、次回の検査時期、生活や治療について相談したい点を整理して伝えましょう。元の結果表を残しておけば、要約で省かれた注記も確認できます。

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